【設計士の自邸後悔ポイント】24時間換気は性能だけでなく「メンテナンス性」も大切でした
こんにちは。
桝田工務店の井上です。
今回は、私が2019年に自ら設計した自宅に約7年間住んでみて感じた「少し後悔していること」の一つをご紹介したいと思います。
それは、24時間換気システムの選び方です。
家づくりをする際、24時間換気をどの方式にするかは非常に悩みました。
最終的に私が採用したのは、熱交換型のダクトレス換気システムです。
当時検討していた第一種換気システムの中では比較的費用が低く、
熱交換も行えるため、「これがベストだろう」と考えて採用しました。
実際に住んで気付いたのは「お手入れの大変さ」
住み始めてから感じた後悔ポイントは、定期的なメンテナンスです。
我が家には熱交換型換気扇が5台設置されており、さらにトイレに2台、洗面脱衣室に1台の換気扇があります。
合計すると8台です。
メーカー推奨のお手入れ頻度は約2か月に1回。
換気扇のカバーを外し、熱交換素子を取り出し、フィルターを掃除機で清掃する作業を全て行う必要があります。
家を建てた当初はしっかりお手入れしていましたが、正直なところ継続するのは簡単ではありません。
実際にきちんとできていたのは最初の2年くらいだったと思います。
性能だけでなく「続けられるか」が重要
住宅設備を選ぶ際は、どうしても性能や価格に目が向きがちです。
もちろん性能は大切ですが、住み始めてから感じたのは、
「そのメンテナンスを何十年も続けられるか」
という視点の重要性でした。
今振り返ると、
第一種換気にこだわらず第三種換気を選ぶ
あるいは第一種換気でもお手入れ頻度の少ない機種を選ぶ
という選択肢もあったと思います。
例えば、ダクトレス第一種換気システムの中には、お手入れが半年に1回程度で済む機種もあります。
当時の私なら性能や初期費用を優先していましたが、今ならメンテナンス性も同じくらい重視して選ぶと思います。
これから家づくりをされる方へ
24時間換気は、快適性や健康、住宅の耐久性にも関わる大切な設備です。
しかし、実際に住み続けるのは皆さまご自身です。
性能や価格だけでなく、
フィルター掃除の頻度
メンテナンスのしやすさ
将来のランニングコスト
まで含めて検討することをおすすめします。
私自身の小さな後悔が、これから家づくりをされる方の参考になれば幸いです。


